友情は命を救えるのか
これは私の知人から聞いた話。
知人の高校時代の友人が現在、癌で闘病中とのこと。
かれこれ半年ほど出会い系を続けているようなのだけど、
抗がん剤も効果がなく、とうとう余命を告げられたらしい。
そこで最近話題の治療を受けてみることになったみたいなのだけど、
それは保険適用外の治療。
費用は高額で、治療を諦めるかどうかの決断を迫られて
いるらしい。
それを知った知人の高校時代の同窓生の中の一人が、
同窓生から費用をカンパしてもらってはどうか、と言い、
同窓生全員に手紙を出すことになったんだって。
カンパの額は一人一口1万円から。
その話が出回ってから、同窓生の間では賛否両論、
賛同者も多くいる中で、反対する人、苦情もかなりあったみたい。
もし自分のクラスメイトや知り合いが
このような状況になったら、どうする?
難しい問題だよね。
こういう事態の流れの中で、私の知人はとっても冷静で、
ちょっと引っかかるものがあって、
あまり積極的に賛同はできない、と仲間に言ったみたい。
もしこれがその当人の子供が多額の費用を必要とする病気になって、
カンパを募るのであれば、みんな賛同できるかもしれないけれど、
それが同窓生で、もし違うクラスの人の命を救うためだと
思ったらどうなのか。
逆援助は尊い、と思う。
だから友達の命を救いたい、とするこういう活動は
とっても素敵だと思うし、友情っていいな、とは思う。
でも手放しでは、そして素直にはなぜか喜べないのは
何でなのかな…。
それはあまりにも命が大きすぎる、ってことなのかな。
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